ごつごつとした岩場に囲まれた三国町では、さざえ漁も盛んです。日本海の冷たい海で育ったさざえはいかにも「サザエ」という感じの角のある姿。身は肉厚で甘味があり、しっかりとした歯ごたえ。
美しい海の海草を食べて育ったサザエは栄養価も高く、ビタミン類・ヨード・クロロフィル・タウリンも豊富です。
つぼ焼きももちろん美味ですが、三国町で食べるならぜひ刺身でどうぞ。コリコリとした食感は新鮮であれば新鮮であるほど美味です。
5月19日~5月21日
三国神社祭礼 三国祭り
甘エビ[春~秋]
甘エビは、越前がにと並んで人気の高い日本海の珍味。三国漁港にも透き通るような紅色をした、たくさんの新鮮な甘エビが並んでいます。冷たい海で育った甘エビは、とろけるような粘りと甘味。
三国の甘エビは全国的にも高い評価を得ています。三国町内で食べるならお刺身が一番です!最高の鮮度の甘エビは甘味とコク、それにぷりっぷりの歯ざわりです。また塩焼きや天ぷらにしても大変美味です。また、頭をお吸い物に入れてダシとして使うのもおすすめ。通なら青緑色の卵や、頭の中の味噌をどうぞ。何にも勝る珍味です
さざえ[春~秋]
貝類の中でもっとも美味といわれる「あわび」。三国町でもあわび漁が行われています。毎年稚貝を放流し、美しい海に7~8年の間そだててもらい、ほどよい大きさになってようやく、海女さんが潜ってひとつづつ丁寧に採集するのです。肉厚でやわらかく、それでいてコリッとした歯触りが味わえるのが三国のあわびの特徴。深い磯の香りと独特の食感は、お刺身のほか炭火焼き、煮物などにしても美味です。